自作天秤には、いろいろな作り方がありますが一番簡単と思われる作り方をご紹介します。
画像のサイズが異様に大きいですが、ご勘弁。
使う道具は100円ショップで購入したラジオペンチのみです。先が細くなっているものが扱い易いです。
ラジオペンチは2つ使います。
以下の手順で使うものは、近くに小さいお子さんが居ると危険です。
ステンレス鋼線は、曲げるのに失敗すると目に刺さるかもしれません。また、カットする時にも注意が必要です。
目に入らないようにするには、ホームセンターで売っているゴーグルを付けるのがいいと思います。
以下の作業は、自己責任でお願いします。
手順1 :準備
まず、ステンレス鋼線を購入します。私は、魚が掛かった時に食い込み易く、加工しやすいため0.8mmのものを使用しています。釣具屋さんで売っています。
ホームセンターで売っている物は、ステンレス線(巻かれた状態で売っている)がほとんどですので、ご注意を。
古い本には、ピアノ線を使うように書いてある場合がありますが、ピアノ線は錆び易いので、ステンレス鋼線の方がおすすめです。
手順2 :スナップサルカンを通す
ステンレス鋼線にスナップサルカンを通します。
手順3 :ステンレス鋼線を曲げる
スナップサルカンを通したまま、曲げます。
このくらいの曲げであれば、後から通してもよいです。
手順4 :さらに曲げます
さらに曲げます。一度にここまで曲げずに、少しずつ曲げた方が楽です。
径を小さくする場合には、最初に大きめに輪を作って、後からラジオペンチで挟み込みます。
太めのクギやネジがあれば、それに巻き付けると簡単です。
手順5 :天秤のアーム(腕)の部分を作ります
手順6 :終わり
最後は、思いっきり省略しましたが、後はグルグル巻いて外れないように固定するだけです。
慣れないうちは、ステンレス鋼線を曲げる前に端をペンチで丸めてから作業する方が安全です。
実際には、上の道糸と結ぶ部分にもスナップサルカンを入れていますが、省略しています。
グルグル巻くのが面倒な場合には、熱収縮チューブを使ってもいいと思います。
あらかじめ熱収集チューブをステンレス鋼線に通しておいて、一回巻き付けて切断して、端を熱収縮チューブに入れて、ライターで軽く炙るだけです。
透明な熱収縮チューブは、ホームセンターにも置いてあります。
もう1つの方法としては、ステンレスはんだを使うという方法もありますが、やや高価になります。仕上がりは一番きれいだと思います。
ステンレス鋼線をグルグル巻く方式の問題は、きれいに巻かないとラインが間に挟まる可能性がある点です。対策としては、グルグル巻いた輪の隙間をなくすようにペンチで挟み込むか、巻く時に隙間をなくすようにきつめに巻くことです。
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